はい、OpsNow FinOpsでは予算の適用範囲(Scope)を様々に細分化できるようフィルターベース設定機能を提供します。
予算を作成する際、以下のような基準で組み合わせフィルタリングが可能です:
- Cloud Service:AWS、Azure、GCPの中から一つを選択して予算を指定
- Account:特定クラウドアカウント(例:運用アカウント、開発アカウント等)のみを予算範囲に含む
- Region:us-east-1、ap-northeast-2等特定リージョンベース設定
- Product:EC2、RDS、S3等サービスまたは製品別にフィルタリング
- Tag:部署、プロジェクト、ワークロード単位で分類されたユーザー定義タグ活用
例:
- 「AWS / ap-northeast-2 / Product: EC2」組み合わせで予算設定が可能
- 「Tag: department = Marketing」条件でマーケティング部署専用の予算構成
このように細分化された設定は、予算の超過発生地点を明確に区分し、チーム/サービス単位の予算責任管理を容易にします。