商品アップデート

OpsNow商品機能変更についてアップデートします。

マルチモニターでコード作業中の開発者とノートPC、コーヒーカップ
August 4, 2025
OpsNow FinOpsから成果に基づく体系的なコスト管理を実現する「FinOps KPIs」が正式リリース

チーム全体がクラウドコストの成果を設定-追跡-改善するための体系的なフレームワーク「FinOps KPIs」機能が新しくリリースされました。この機能に基づいて、測定可能な目標の定義や担当者の指定、視覚的なダッシュボードによる進行状況のモニタリング、組織全体の責任感の強化を図ることができます。クラウド最適化のために、数値に基づいた明確で持続可能な道筋を提案します。

主要機能

  • リアルタイムのKPIモニタリングと可視化
    KPI達成の現状や時間別のトレンド、グループやチーム別成果を示すダッシュボードで表示するため、KPIの成果をすぐ把握することができます。
  • カスタマイズ可能なKPI目標と範囲設定
    閾値と許容範囲を使ってKPI目標を定義し、アカウントやリージョン、製品、タグ、または予算別に結果をフィルタリングして、ユーザービジネス環境と要件に合わせてカスタマイズすることができます。
  • ペルソナ別カスタマイズKPI管理
    役割別(例:エンジニアリング、財務)の再利用可能なKPIテンプレートを作成して割り当てることで、役割に関連づいているKPIに集中しすることができ、体系的な責任管理が可能になります。
  • グループ成果比較
    全体KPIスコアを基準に、チーム順位を付けて最高成果者と支援が必要なグループを特定し、詳細分析のためのドリルダウンビューを提供します。
  • 監査ログと履歴追跡
    KPI設定と目標、グループ割り当てのすべての変更が自動的に記録として残るため、透明性とコンプライアンスを保つことができます。
  • AIレポートと定期的な通知送信
    改善策の提案が含まれたAIベースのKPI分析を生成し、未達KPIに対する通知を設定して継続的な事前対応を可能にします。

適用対象および位置

  • OpsNow FinOps Plus: Standard以上の料金プラン利用者
  • 位置: Console > FinOps KPIsメニュー

参考事項

  • 現在はAWS環境専用で提供されていますが、今後AzureおよびGCP専用のKPIサポートを拡大する予定です。
  • FinOps KPIsは基本機能として提供されるものですが、一部の初期設定が必要です。目標の定義やテンプレートの作成、ユーザーグループの割り当てなどです。
  • 詳細なガイドはOpsNowカスタマーサポートセンターをご訪問いただくか、カスタマーサービスまでお問い合わせください。
May 29, 2025
OpsNow FinOps: タグ運営を標準化するためのTag Managerをリリース

OpsNow FinOps Plusでは、クラウドタグの運営のための新しい管理ツールであるTag Managerが正式にリリースされました。

今回の機能の導入により、組織のタグ状況のリアルタイムでの診断、政策ベースの自動監視、そして変更履歴の追跡までできる全体周期タグガバナンスの体系を構築することが可能になりました。

主要機能

  • タグ状態のリアルタイム診断および可視化
    タギング状態を基準に正常タグ付けの状況、タグ未指定のもの、タグ値未指定の状況などを可視化し、リソース別の現況を即座に把握することができます。
  • ビリングタグの設定
    Tag Policyメニューの中でビリングタグの設定を行い、入力可能なTag Valueの定義を定めます。
  • Tag Group / View基盤の構造化管理
    タグをグループ単位の再利用により活用し、組織単位の分析のためのTag Viewの構成も可能になりました。
  • タグ変更履歴の追跡および監査ログの提供
    タグ変更記録の自動保存を実行し、作業者の詳細・変更値の内容・結果(Success/Fail)の確認を行うことができます。
  • テーブル基盤の一括修正および複数選択編集
    Tag Explorer内部の中で複数リソースの選択により、タグの追加・修正作業の実行を直感的に行うことができます。

適用対象および位置

  • 対象: Standard以上の料金制度の使用者
  • コンソール: Console > Tag Managerメニュー

参考事項

  • 現在はAWS環境の専用になっており、今後のAzureおよびGCPタグ分析機能の支援も予定しています。
  • Tag Managerは別途設定する必要なく、即時使用が可能です。
May 13, 2025
OpsNow FinOps Plusが日本で正式に利用可能になりました

OpsNow FinOps Plus が日本で正式に利用可能になりました。

日本のお客様は自国リージョン環境でも自動化ベースのコスト最適化機能を同じくご利用いただけます。

そのほか、データ主権の確保と応答速度の面でもさらに向上したインフラストラクチャの体験を提供いたします。

主なポイント

  • 適用地域: 東京リージョン (JP)
  • 利用可能な機能: FinOps Plus 全機能 (AutoSavings、Multi-Account 最適化、予算/ポリシー管理など)
  • 対応インターフェイス: OpsNow Console内で日本語と英語インターフェースの両方に対応します。
April 16, 2025
OpsNow FinOps、予算管理機能(Budgets)の提供を開始

OpsNow FinOpsは、クラウドの財務運営(Cloud Financial Operations)のより体系的な支援のために、

予算設定および管理機能(Budget Management)の正式提供を開始いたしました。

これにより組織の予想支出に基づいた予算計画の策定が可能となり、実際の使用量および予測費用との差異をリアルタイムで比較することで、予算超過または未達に対する事前対応の実施が可能になります。


主な機能:

  • 予算グループの設定および分類管理
    様々なプロジェクトの基準、アカウントの分類、サービスグループの管理により予算のグループ化と管理を実現できます。
  • 月/四半期/年単位の予算設定支援
    期間別の予算計画の策定と運営状況の視覚的確認が可能になります。
  • 予算対比実使用量/予測費用のリアルタイム比較
    チャートの数値と予算使用率の分析により、超過(Overrun)の発生、不足(Shortfall)の状況、予測値(Forecasted)の確認が一目で把握できます。
  • 超過/不足の通知機能
    事前設定基準による判定に従って、メールの送信、Slackの通知、MS Teamsの連携により予算超過への即座の対応が可能になります。
  • 予算詳細内訳およびヒストリーの確認
    月別の支出推移の追跡と予算変更履歴の記録、設定済み通知基準の確認と発送記録の確認も可能です。

適用対象

  • OpsNow FinOps Plusの料金プラン以上の使用者
  • AWS、Azure、GCPのMulti-Cloud環境の全てに対応

機能の位置

[Console >  Budgets] メニューにおいて予算グループの設定および各種通知基準の直接構成が可能です。

[メモ]

  • 既存ユーザーの場合もBudget機能の即時使用が可能であり、別途の追加設定なしでの直接活性化が可能です。
  • 予算機能の使用方法については、OpsNow Help Centerまたは顧客支援チームから詳細案内を提供いたします。
December 10, 2024
Resource > Optimization – Right Sizingの可視化チャートを改善

OpsNow FinOpsのRight Sizing分析画面(Optimization > Right Sizing)において、より直感的な分析と意思決定の支援のためにチャートの可視化領域(UI/UX)の全面的な改善が実施されました。

この改善により、ユーザーの推奨リソース削減項目(Idle、Downsize、Modernize等)のカテゴリー別色分けと単位別分布の確認がより明確になり、総予想削減金額の強調された形態での可視化が実現されました。

主な改善点

  • Right Sizing推奨タイプ別のチャート可視化を改善
    Pieチャートを通じてIdle / Downsize / Upsize / Modernizeの項目を色彩別の区分により表示し、各タイプ別の予想削減費用とユニット数(個数)の明確な表示が可能になります。
  • 予想削減金額およびユニット数の要約カード強化
    EC2、RDS等のサービス別削減予想金額を別途カード形態での分離によりコストインサイトの一目での把握が可能な構成となりました。
  • 📈 ソート、フィルター、UI簡潔性の改善
    検索フィルターとテーブル連結構造の改善により、ユーザーのより少ないクリックでの希望リソースの探索が可能になります。

適用対象

  • 適用位置: Console > Resources > Optimization > Right Sizing
  • 適用対象: OpsNow FinOps Plusの料金プラン以上の使用者

October 10, 2024
OpsNow FinOpsの政策基盤クラウド運営レポート機能(Policy Management)の提供開始

OpsNow FinOpsは、クラウド運営の安定性とコンプライアンスの強化のために政策基盤レポート機能のPolicy Managementを新規提供いたします。

これにより顧客の組織におけるクラウドアカウント全般の政策遵守状況の自動診断が可能となり、違反リソースの識別と定期的なレポートを通じた運営リスクの事前把握が実現されます。

主な機能

  • クラウドリソースに対する政策点検レポートの作成
    コストの基準、資源の管理、セキュリティ基準に適合する政策の設定により、アカウント単位でのレポートの自動作成が可能です。
  • 違反リソースの自動探知および詳細確認
    設定された政策の基準による違反項目のリアルタイム分析と、レポート内の詳細項目のクリックによるリソース別問題の確認が可能になります。
  • レポート履歴およびヒストリーの管理
    発行されたレポートのヒストリータブでの再確認と、PDFファイルでのダウンロードが可能です。
  • レポート設定の生成、修正、削除の支援
    組織別の目的に適合する多様な政策レポートの構成と簡単な管理が可能になります。
  • メールを通じたレポート受信機能
    ログインなしでの発送されたメールによるレポートの迅速な確認が可能です。

適用対象および位置

  • 対象: すべてのOpsNow FinOpsの使用者
  • 位置: コンソール内の[Governance > Policy Management]メニュー

[メモ]

  • 政策レポートは設定されたクラウドアカウント情報による自動作成が実施され、収集失敗やアカウント変更時の詳細メッセージによる案内が提供されます。
  • レポート作成が不可能なアカウントについては案内文句および以前のレポート履歴確認機能を提供します