商品アップデート

OpsNow商品機能変更についてアップデートします。

マルチモニターでコード作業中の開発者とノートPC、コーヒーカップ
May 29, 2025
OpsNow FinOps: タグ運営を標準化するためのTag Managerをリリース

OpsNow FinOps Plusでは、クラウドタグの運営のための新しい管理ツールであるTag Managerが正式にリリースされました。

今回の機能の導入により、組織のタグ状況のリアルタイムでの診断、政策ベースの自動監視、そして変更履歴の追跡までできる全体周期タグガバナンスの体系を構築することが可能になりました。

主要機能

  • タグ状態のリアルタイム診断および可視化
    タギング状態を基準に正常タグ付けの状況、タグ未指定のもの、タグ値未指定の状況などを可視化し、リソース別の現況を即座に把握することができます。
  • ビリングタグの設定
    Tag Policyメニューの中でビリングタグの設定を行い、入力可能なTag Valueの定義を定めます。
  • Tag Group / View基盤の構造化管理
    タグをグループ単位の再利用により活用し、組織単位の分析のためのTag Viewの構成も可能になりました。
  • タグ変更履歴の追跡および監査ログの提供
    タグ変更記録の自動保存を実行し、作業者の詳細・変更値の内容・結果(Success/Fail)の確認を行うことができます。
  • テーブル基盤の一括修正および複数選択編集
    Tag Explorer内部の中で複数リソースの選択により、タグの追加・修正作業の実行を直感的に行うことができます。

適用対象および位置

  • 対象: Standard以上の料金制度の使用者
  • コンソール: Console > Tag Managerメニュー

参考事項

  • 現在はAWS環境の専用になっており、今後のAzureおよびGCPタグ分析機能の支援も予定しています。
  • Tag Managerは別途設定する必要なく、即時使用が可能です。
October 10, 2024
OpsNow FinOpsの政策基盤クラウド運営レポート機能(Policy Management)の提供開始

OpsNow FinOpsは、クラウド運営の安定性とコンプライアンスの強化のために政策基盤レポート機能のPolicy Managementを新規提供いたします。

これにより顧客の組織におけるクラウドアカウント全般の政策遵守状況の自動診断が可能となり、違反リソースの識別と定期的なレポートを通じた運営リスクの事前把握が実現されます。

主な機能

  • クラウドリソースに対する政策点検レポートの作成
    コストの基準、資源の管理、セキュリティ基準に適合する政策の設定により、アカウント単位でのレポートの自動作成が可能です。
  • 違反リソースの自動探知および詳細確認
    設定された政策の基準による違反項目のリアルタイム分析と、レポート内の詳細項目のクリックによるリソース別問題の確認が可能になります。
  • レポート履歴およびヒストリーの管理
    発行されたレポートのヒストリータブでの再確認と、PDFファイルでのダウンロードが可能です。
  • レポート設定の生成、修正、削除の支援
    組織別の目的に適合する多様な政策レポートの構成と簡単な管理が可能になります。
  • メールを通じたレポート受信機能
    ログインなしでの発送されたメールによるレポートの迅速な確認が可能です。

適用対象および位置

  • 対象: すべてのOpsNow FinOpsの使用者
  • 位置: コンソール内の[Governance > Policy Management]メニュー

[メモ]

  • 政策レポートは設定されたクラウドアカウント情報による自動作成が実施され、収集失敗やアカウント変更時の詳細メッセージによる案内が提供されます。
  • レポート作成が不可能なアカウントについては案内文句および以前のレポート履歴確認機能を提供します