OpsNow FinOps Plusは、リソース最適化分析結果に基づいて予想削減コスト(Saving Potential)を自動算出します。
これは単純な使用率基準の推奨ではなく、実際のインスタンスタイプ間の料金差を比較して、組織が得られる月次コスト削減効果を数値で提示します。
✅ コスト削減の計算方法
- 比較対象の設定
- 現在使用中のインスタンスタイプと
- OpsNowが推奨する最適化対象インスタンスタイプ間の料金差比較
- 価格基準
- 各クラウドベンダー(AWS、Azure、GCP)のオンデマンド料金制基準単価を使用
- 予約インスタンスやスポットインスタンスは別途考慮されない
- 時間基準
- 月基準時間は平均730時間(24時間×30.42日)で算定
- 時間当たり料金を基準に月次削減予想金額を計算
💡 サンプル
項目 |
現在のインスタンス |
推奨インスタンス |
タイプ |
m5.xlarge |
m5.large |
時間料金 |
$0.192 |
$0.096 |
1時間あたりの節約額 |
$0.096 |
|
推定月間節約額 |
$0.096 × 730 = $70.08 |
|
📌 参考事項
- 削減コストはオンデマンド基準単価で計算されるため、実際の請求金額とはRI、SP、割引契約の有無により差が生じる可能性があります。
- 分析結果は削減可能性を数値化して示す参考データであり、実際の実行有無はユーザーの判断により進行されます。