OpsNow FinOps Plusでは、予算を様々な組織およびリソース単位で精密に設定することができます。この機能はAWS、Azure、GCP全てをサポートし、複数条件フィルタリングを通じて部署、プロジェクト、リージョン、サービス、タグ単位で予算を自由に構成することができます。
✅ 予算設定が可能な単位
ディメンション |
説明 |
アカウント |
個々のクラウドアカウントまたはアカウントグループのレベルで予算を設定します。 |
製品 |
EC2、S3、RDS、Azure VMなどのサービスごとに予算を割り当てます。 |
リージョン |
地理的な支出を管理するために、リージョンごと(例: us-east-1 、ap-northeast-2 )に予算を区分します。 |
タグ |
クラウドリソースに割り当てられたカスタムタグに基づいて予算を定義します。 |
プロジェクト / チーム (予算グループ) |
明確な責任のために、プロジェクトまたは部門ごとに予算を編成します。 |
📌 例えば、Tag = Team:Dev
+ Product = EC2
組み合わせで設定すると、Devチームの EC2使用量のみを別途予算追跡することが可能です。
🔍 予算設定方式
- 予算は月間または年間単位で指定可能で、各期間ごとに予算金額を個別入力したり自動算定することができます。
- 必要時、予算増加率(%)を設定して月別自動成長率を反映した予算編成も可能です。
📊 リアルタイムモニタリングと超過支出アラート
- 設定された条件を超過するとEメールアラートが自動で送信されます。
- 予算対比実際支出を視覚的に確認でき、予算超過リスクを事前に制御することができます。
📌 予算単位を細かく設定すると、組織構造とコスト構造に合わせた精密な財務統制とクラウド運用効率化を同時に達成することができます。