OpsNow FinOps Plus は、インスタンスが古い世代で実行されていて、同じかそれ以上のパフォーマンスを提供する、より費用対効果の高い新しいインスタンスタイプが利用できる場合に、モダナイズアクションを自動的に推奨します。
これにより、組織はワークロードの安定性を損なうことなくクラウドコストを削減できます。
✅ モダナイズ勧告の基準
- 現在のインスタンスは古い世代のものです (例:t2、m4、D2S_v3)
- 次のような新しい世代のインスタンスが存在します。
- 同等かそれ以上のパフォーマンスを提供
- 時間単価が低い
- 例:
T2. マイクロ → T3. マイクロM4. ラージ → M6A. ラージd2s_v3 → d2as_v5
🔍 仕組み
- OpsNowは、AWS、Azure、GCP全体で旧世代のインスタンスタイプを自動的に検出します。
- よりコストパフォーマンスに優れた、よりモダンなインスタンスタイプが利用できる場合、システムは Modernize を推奨します。
- これらのルールはベンダーのベンチマークに基づいて事前に設定されており、ユーザーがカスタマイズすることはできません。
⚠️ 最適化の目的
- リソーススペックを減らすダウンサイズとは異なり、
Modernizeは、旧世代のインスタンスを同じパフォーマンスレベルで低コストで新しいインスタンスに置き換えることに重点を置いています。 - クラウドベンダーは、最適化された新しいインスタンスタイプを頻繁にリリースするため、
古いインスタンスを引き続き使用すると、コストが大幅に低下する可能性があります。
📌 モダナイズは、パフォーマンスを変えずにインフラストラクチャのコストを削減するための重要な戦略であり、長期にわたるワークロードやレガシー環境で特に効果的です。
