✅設定可能な主要分析の条件
- 分析期間
- 基本:最近14日~30日間
- リソースの平均使用率を評価する基準期間を設定
- 短い期間ほど敏感な検知が可能で、長い期間は安定的な傾向を反映
- 使用率しきい値
- CPU、Memory、Disk、Networkなどの使用率基準(%)設定可能
- 例:CPU 10%未満、Memory 15%未満の場合「Idle」とみなす
- Downsize、Idleなど最適化タイプ別にそれぞれ異なる基準適用可能
- アイドルリソース条件
- 一定期間中継続的に使用率が低いインスタンスをIdleに分類
- 平均使用率に加えて最大使用率、活動頻度などを組み合わせて分析可能
⚙️設定方法
- コンソールメニュー経路:[Optimization] → [Settings] → [Rightsizing from Recommendation]
- クラウドベンダー別(AWS、Azure、GCP)に個別設定可能
- 変更された設定は分析結果に即座に反映され、組織カスタマイズ最適化提案を受けられる
📌 分析条件を設定すると不要なアラートを削減し、実際の削減効果が高いリソースを優先的に識別できます。これはFinOps実行力を高めるのに核心的な役割を果たします。