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異常検知対象はどのように設定しますか?

OpsNow FinOps PlusのCost Anomalies機能は、異常コスト検知を実行する「対象範囲(Scope)」を以下のように細分化して設定することができます:

🎯 分析単位詳細説明

  • アカウント(Account) 複数のクラウドアカウントを運用中であれば、特定アカウント一つのみを検知対象として指定したり、グループ単位(例:部署、プロジェクト)で選択して異常検知を実行することができます。例:marketing-proddev-stagebizops-core
  • サービスまたは製品(Product) EC2、RDS、S3、Azure VM、GCP Cloud SQL等、サービス別または製品別に検知対象を限定することができます。例:特定高コストサービスでのみ異常兆候を追跡
  • リージョン(Region) 米国東部(us-east-1)、アジア太平洋(ap-northeast-2)等、特定リージョンでのみ異常検知を実行するよう設定し、地理的領域別モニタリング集中が可能です。

🔧 検知の設定ページ

  • すべての設定は**手動検知(Manual Detection)**モードで構成されます。
  • AWS、Azure、GCP全クラウドに対して同一方式で対象単位を指定することができます。

📌 検知対象を細かく設定することで不要な通知を減らし、実際にリスクが存在する領域に集中モニタリングすることができます。これにより運用効率性を高め、異常コストに対する迅速かつ敏感な対応が可能になります。